帰国

朝の10時に起床。
いよいよ帰国の時がやってきました。
空港に行くまでに時間があったので、
前夜に閉まっていたカフェバーを訪ねました。

そこのオレンジジュースで旅の締めくくりです。
テラス席に腰掛け、ギリシャの青い空を眺めながら
ジュネーヴからはじまった長い旅を思い出しておりました。

オレンジジュースを飲みきって、勘定をして
重い荷物を背負ってこの旅最後の独り言。

「さあ、日本に帰ろう」

これほど気持ちの良い言葉はありません。
帰国後はじまる新しい日々にワクワクしながら地下鉄の駅を目指しました。

駅に着くと沢山の人集り。
券売機が故障し、長蛇の列ができていました。
暫く並んでおりましたが、全く進みません。

緊急事態発生

こうなればタクシーですが、キャッシュを使い切った財布には5ユーロしかありません。
ギリシャのタクシーはカードが使えないので、何台にも断られました。
ATMも見つかりませんし、それを探している内に出発時間が刻々と迫ります。

これで乗り遅れたら洒落にならないので、止まって休憩しているタクシー運転手に
「キャッシュがないけど空港でなんとかするからとにかく乗せて!!」と必死で訴えました。

すると「途中でATMに寄ってあげるから乗りなさい」と救いの一声。
僕は感謝を告げてタクシーに飛び乗りました。

途中、ATMに立ち寄ると今度はキャッシングが上手くいきません。
そんなに難しい作業でもないのに、この時ばかりは何度ボタンを押しても上手くいきませんでした。

再び緊急事態発生

半べそをかきながら通行人の女性に「ヘルプミー!」と頼んだら、
「落ち着いて。幾らキャッシングしたいの?」と親切に対応してくれました。

女性の操作によって、僕は無事に現金をゲット。
彼女は救いの女神です。最後の最後までギリシャ人に救われました。

タクシーに飛び乗り、運転手はぶっ飛ばします。
お陰様でフライトの1時間半前に空港到着。
僕は手にした現金をすべて運転手に渡し、最後こう言いました。

「Thank you Greece!」

これに尽きます。
この言葉にはこの旅で出逢ったすべての人への感謝の気持ちが入っていたように思えます。
勿論、それはギリシャ人だけでありません。

この世界に感謝し、
この旅を胸に、これから胸を張って生きてゆこうと思います。

最後に、
旅の全行程で最もお世話になった友人ロマンに感謝します。
さようなら、また。
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