Author Archives: tauchi_junya

桜をみて思う事

    

日本の桜は高齢化が進み、段々と白くなっていると聞きます。

それが意味するのは、平和な時代が続いたという事だと思います。
「日本の一番長い日」という映画があります。

昭和天皇や鈴木貫太郎内閣の閣僚たちが御前会議において
日本の降伏を決定した1945年(昭和20年)8月14日の正午から宮城事件、
そして玉音放送を通じて終戦を知らせる8月15日正午までの24時間を描いた作品です。

その中にとても印象深いシーンがありました。

昭和20年の春。
山崎努演じる鈴木貫太郎が車から桜並木を見ながら呟きます。

「本土決戦となれば、桜はもう咲かないな」

終戦から74年。
ソメイヨシノの寿命は60年と言われています。

つまり桜が白くなるまで咲いた事は
戦後の日本が平和だった事の証明であり、
とても感慨深いものですね。

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令和

    

新元号「令和」

盛り上がりましたね。人生初めての体験でした。
時代が変わるこの感じ。
生きているうちで何度もない事ですから、
感動して当然ですね。

僕はこの元号がとても好きになりました。
今年から元号を多用していこうと思います。

将来的に「あれはー、令和5年の頃ですかね…」とか振り返りたい。
外国人に「Which year Reiwa 5year will be as per the western calendar?」
とか言ってみたい。

西暦は便利かもしれませんが、
人間の寿命は数十年なので、やはり元号の方がしっくりくると思うのです。

西暦は歴史上の出来事からの年月を計算する時に役に立ちます。
対して元号は人生の記憶に使いたいです。

そんな平成元年に生まれ、平成が終わる歳に30歳になった
ガチンコ平成世代のぼやきでした。

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路地

    

引っ越してから一年が経とうとしています。

新しい街も好きですが、
やはり東京に出てから9年住んだ街は
たまらなく好きです。

昨日散歩したのですが、
路地一本一本に思い出があるのです。
ファミレスから郵便局に至るまで
ほぼすべての施設に記憶があります。

そんな街がひとつでもあれば
なんか頑張れる気がしますね。

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美は合理性の近傍にある

    

昨日建築家の方に教えてもらった言葉です。

美しさとは、合理的な裏付けがあったとしても
そこにはなく、そこから少し外れたところ、
すなわち「近傍」にあるという意味だそうです。
とっても深いですね。

きっと音楽も同じなのではないでしょうか。
ビートルズを聴いていると、「なんでここにこんな音が」とか
「なぜこのコードなのか」と色々不思議に思うことがあります。

しかし全体で聴いてみると、それが絶妙なアクセントになっていたりします。

合理性ばかりにとらわれるのではなく
人間らしさを失わずに
その辺に咲いた花を見て微笑むような

そんなラプソディーは素敵です。
今週は桜が咲きそうですね。

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子供達に誇れるしごと。

    

草むら空き地を この番地を
家に変える魔法を

ゆっくり気長に 気ままに
掛けてゆこう

いつかはぼくらの ぼくらの
明かり漏れる場所
いつかはみんなの みんなの
家になる場所

数年前に書いた楽曲「みんなの家」。
僕が尊敬し、とてもお世話になっている建築家である加地則之さんをモデルにした楽曲です。

この楽曲を聴いた加地さんが
アンサーソングならぬ、アンサー建築として設計されたのが、埼玉県にある浦和明の星学園のカフェテリア。

卒業生やこれから巣立っていく生徒が、
ここに「帰ってきた」と思える場所にしたいという思いを受け、『みんなのイエ』をコンセプトに設計されたのだそうです。

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なんて僕が言うのは本当に恐縮ですが、
加地さんからこの話を聞いた時に、胸が熱くなったのを憶えております。

少なくとも、膨大かつ偉大な仕事の一要素として
僕の楽曲が組み込まれているとしたら
これ以上、幸せな事はありません。

今日はその建物を実際に観に行きました。
まず最初に想像を超える大きさに圧倒され、
しばらく言葉を失いました。
ヨーロッパで大聖堂に入った時のような気持ちで、
完成したばかりの「みんなのイエ」を歩いて廻りました。

頭の中で流れるのは勿論あの楽曲です。
不思議なことにオルゴールで再生されました。

一通り見廻ってから思ったことは、
まさに「子供たちに誇れるしごと」でした。

本当にこれは物凄い事です。
どう説明すれば良いのか分かりませんが、
少なくとも今での人生では体験したことのない
今の僕にはアウトプットできない衝撃でした。

これもまたいつかアンサーソングを作ろうと思います。

僕の部屋で口ずさんだものが、
色々な旅をして、加地さんの思考に溶け、
最終的にこの建物に吸収されて
何千、何万人の人たちを守る屋根の一部になる。

他にもここには書き表せない程、
感情が湧いてきました。

そしてこの仕事は「優しさ」がなければできないとも思いました。
顔の見えない誰かのために、
加地さんがこの建物を設計した事を思うと
とても温かく、涙が出そうになります。
これこそ本当の魔法だと思います。

30歳を迎えた僕が目指すのは
そういう気持ちの先にある音楽です。

人の事を想い、後世に残る仕事ができるように
まっすぐ進んでいきたいと思っております。

加地さん、ありがとうございます。

新しいチャプターの前に。

田内洵也

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画鋲

    

最近画鋲を踏みました。
ブスッと激痛が走り、抜く時がまた痛いのなんのって。
それから数日間は画鋲を踏み抜いた”あの感覚”を忘れられずムズムズしてました。

剣豪である宮本武蔵は、釘を踏み抜いた自分を

「気が体中に行きわたっていれば

五体が融通無碍(ゆうずうむげ)を
得ていれば

草鞋(わらじ)の裏で釘は
止まっていたはずだ」

と反省しました。

これではやり過ぎです。
こんなに深く考えるのではなく、
みんなが思ってるけど絶対に口にしない、
あのギャグを言い放つタイミングだと思いました。

ちなみに病院でガンを宣告されて実際に「ガーン!」という人は少なからずいるようで、
そういう人たちは比較的長く生きるらしいです。

あくまで噂ですが。

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出前

    

先日、久しぶりに風邪を引きました。
食のストックがなく、家からコンビニもスーパーも遠いので
人生初の出前をとりました。

我らの青春、CoCo壱番屋。
アツアツのカレーを家で食べながら思いました。

「こんなに美味いものって中々ないよな…ボソッ」

それは味だけではありません。
デリバリーの贅沢さと、パンツ一丁でも許される空間での
最大限のリラックス。

今後は「ルームサービス」と呼ぶ事にします。
ってか風邪はどこにいった。

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ギターマンの夏

    

僕は未だに自分が音楽をやっている事が不思議です。
子供の頃はそんなに身近なものでもなかったですし、
ましてやギターを弾いて歌うなんて考えられませんでした。

ギターをはじめたのも、
ただビートルズが好き過ぎて、自分で弾いてみたかったからです。

できればあまり目立ちたくないくらいの気持ちで、
友人の陰でコソコソ弾いてました。

それが変わったのは12歳の頃です。
ギターをはじめて半年くらいの頃に、乗馬キャンプに行きました。

乗馬キャンプといってもまったく華やかなものではなく、
当時住んでいたタイのバンコクから車で3時間ほど走ったカンチャナブリという田舎で
シャワーもエアコンもない粗末な小屋に二週間暮らすという謎の合宿でした。

日中は馬の世話をしたり、実際に乗馬をして過ごし
夜はみんなで夕食の後に他愛もない話をしたり、簡単なゲームをして遊んでいました。

合宿を取り仕切ってたのは、当時30歳前後のおねえさん(Sさん)とおにいさん(Yさん)。
自由に生きる、とても粋な人たちでした。

ある日、Yさんが弦が何本も切れたギターを持ってきました。
恐らく過去にキャンプ場に持ち込まれて忘れ去られた品物です。
「誰か弾けるやついるかー」

僕はまったく自信がなかったのですが、手をあげました。
するとYさんとSさんが翌日に最寄りのショッピングセンターで新しい弦を調達してくれました。
二人ともギターが弾けないのに、慣れない弦を張り替えてくれました。

そしてその夜。
キャンプ参加者を集めて小さいコンサートが開かれ、
僕は当時唯一弾けた曲「LET IT BE」を照れながら歌いました。

するとどっかん。
みんな大盛り上がり、

「お前やるな!ただの大仏顔だと思ってたわ!」とYさんに褒められました。
大仏顔と思われていた事に動揺しながらも、
僕は生まれてはじめての成功体験に心が熱くなりました。

「俺って音楽やっていいんだな」

これが率直な感想でした。
自分で自分の事を決めつけるほどつまらないものはありません。
それまで音楽をやる人のイメージは自分とかけ離れ過ぎていると思っていましたが、
そんなのはどうでもいい事です。

まずはやってみる。
自分で自分を決めない。
褒められたら続ける。

今後もこれを実践しようと思います。
あの日の夜に感謝です。

Sさん、Yさん。ありがとう。

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ビリヤード

    

昨日、ビリヤードと出会いました。

過去にも何回かプレイした事があったのですが、
この日はご一緒した先輩方のアドバイスもあり、
嘗てないほどのめり込み、心底楽しみました。

一日経って頭の中はビリヤードの事ばかり。。。

「いやいや、音楽について考えなきゃ」という自分もおりますが、
楽しい事は止められません。
むしろ無心になれる時間は誰にでも必要なのではないでしょうか。

「いやいや、音楽で無心に」とまた心の声が…

やかましいですね(笑)
音楽しかできない人間と、音楽しか知らない人間は違うと思うのです。
「音楽しかできない」は色々な事から選んだ結果なので広いです。
「音楽しか知らない」は井の中の蛙です。

良いものに触れ、理解し、自分に取り込む事で
きっと音楽が良い方向に向かいます。

なので、ちょっとハスラー2観てきます。

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衝動

    

せっかくの休みに何も予定がない…

だいたい14時くらいですかね。
「いまから友人に連絡してもなぁ」という絶妙な時間。
何をしたら良いのかわからない時間。
誰にでもそんな経験があるのではないでしょうか。

そんな時は「何もしないをすること」が一番なのだと
くまのプーさんに教えてもらいました。

僕はそんな時にいつも旅の予約サイトを見ます。
漠然と「◯◯に行きたいな〜」とか考えながら新幹線や飛行機の値段をチェック。
宿も探します。そしてワクワクしながら予約のボタンを押す直前にやめるのです。

これだけで1割くらい旅をした気分に浸れます。

しかしですね。
ごくたまに本当に行ってしまう時があるんですよ。
衝動に駆られて東京を飛び出し、知らない街に行ってしまう時があるのです。

そんな旅の記憶はずっと残ります。
計画することも大事ですが、衝動に駆られた旅には何が起こるか分かりません。

なんだか書いていてワクワクしてきました。

さて、「今夜の宿」で検索、っと。

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