いわき湯本の旅

もう去年の暮れの話になりますが、
衝動的に福島県はいわきへ一人旅に行きました。

前日のライヴ機材を車で回収し、駐車場に向かう途中の事です。
夕方前の雲がとても綺麗で、切ないのか嬉しいのかよく分からない気持ちになりました。
翌日の夕方までフリーだったので、時間の許す限り何処へでも行けます。
この限られた「自由」を活かさない手はありません。

僕はハンドルを常磐道へ切り、サービスエリアで温泉旅館を予約しました。
夕暮れ時にも関わらず、平日の常磐道はとても空いていました。
古いジャズを掛けながら北へ進みます。誰とも共有できない綺麗な空が広がっていました。

18時にはいわき湯本に着き、旅館にチャックインすると部屋の広さに驚きました。
平日効果ですね。少ない時間で部屋を堪能しつつ、街へ繰り出します。

いわき湯本は旅館が中心の街なので、飲食店が少ない事に気付きました。
僕は電車に乗っていわき駅へ向かいます。

初めての街で飲む酒ほど楽しいものはありません。
僕はすっかり酔っ払って終電で湯本へ戻りました。
そこでも諦められず、地元の若者が集まるバーでカクテルを飲みました。
背後ではカラオケ。かなり高めのテンションです。
テレビはナチスの残党が月から地球に攻めてくる内容のB級映画がやっていて
とってもシュールでした。

宿に着き、広々としたベッドに転がり込みます。
旅館独特の木の匂いに包まれながら目を閉じました。
弾丸一人旅の終わりです。

そこで僕は悟りました。これを言ったらおしまいです。

「誰かと行ったほうが絶対に楽しい」

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