三連休を利用して福島の会津若松市へ行ってきました。
会津若松は過去にも行ったことがあるのですが、
街と人の持つ柔らかくも渋い雰囲気が好きです。
この街でお酒を飲んでいると、どこか現実味のない
ノスタルジーな雰囲気に包まれる瞬間があります。
似たような経験が長野でもありました。
そうです、伊那市です。
僕の大好きな伊那の飲み屋街と会津の飲み屋街は
規模こそ違いますが、とても似ています。
それには根拠がありました。
なんと会津松平家初代藩主である保科正之公は、信濃高遠(現在の伊那市)の藩主でもあったのです。
同じお殿様が納めた街なので、文化が似るのは必然かもしれませんね。
両者とものに蕎麦の名産地であることや、
雄大な盆地に位置し、冬は厳しい寒さに見舞われること、
東京からの所要時間や美味しい水。
更にはソースカツ丼が名物なのも共通しています。
飲み屋街の雰囲気が同じなのも納得できますね。
どちらにも縁を感じる僕としては
日本にこの二つの街があって良かったと心から思います。
いつか二つの街で公演ができますように。
取らぬ狸ではありますが、打ち上げが楽しみです。