ロドス島を経て、今回の旅の目玉であるイカリア島に上陸しました。
友人のロマンにとってこの島はとても特別であり、
以前から「自分が世界で最も好きな島だ」と言っておりました。
しかしながら、実際にこの目で見てみない限りは分かりません。
「きっとイカリア島に行ったら、人生観が変わると思う」
そんな言葉に、少々不安になりながら
イカリア島に向かうフェリーのデッキで色々な事を考えました。
フェリーが到着し、けたたましいブザーと共にハッチが開きます。
それと同時に「Junyasan,Welcome to Ikaria!!」と叫ぶ友人の声…。
そこに広がったのは夢で見たような美しく小さな港でした。
不思議なもので、何も体験していなのに
着いた瞬間から本能でこの島が好きだと思いました。
一目惚れともまた違う、もっと深い感情。
畏敬の念でしょうか。
そんなイカリア島の旅が始まりました。