秋来たり

    

秋が来て町中に金木犀の香りがします。

この季節好きだなー
花の香りがするってとてつもなく贅沢だと思いますね。
ただ息をするだけで素晴らしい。
お金を使わなくても「生きてる」って感じます。

もともと花を摘んで誰かに渡したり、
自分の住処に飾ったりした事が文化のはじまりのように思えます。

どれだけ科学が発展しても花の香りは変わりません。
そんな感動の気持ちを残すために昔の人は絵を描いたり、
俳句に残したりしました。

曲にだってできる筈です。

さて芸術の秋ですから、いっちょ気合入れて作りますか!

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帰国

    

朝の10時に起床。
いよいよ帰国の時がやってきました。
空港に行くまでに時間があったので、
前夜に閉まっていたカフェバーを訪ねました。

そこのオレンジジュースで旅の締めくくりです。
テラス席に腰掛け、ギリシャの青い空を眺めながら
ジュネーヴからはじまった長い旅を思い出しておりました。

オレンジジュースを飲みきって、勘定をして
重い荷物を背負ってこの旅最後の独り言。

「さあ、日本に帰ろう」

これほど気持ちの良い言葉はありません。
帰国後はじまる新しい日々にワクワクしながら地下鉄の駅を目指しました。

駅に着くと沢山の人集り。
券売機が故障し、長蛇の列ができていました。
暫く並んでおりましたが、全く進みません。

緊急事態発生

こうなればタクシーですが、キャッシュを使い切った財布には5ユーロしかありません。
ギリシャのタクシーはカードが使えないので、何台にも断られました。
ATMも見つかりませんし、それを探している内に出発時間が刻々と迫ります。

これで乗り遅れたら洒落にならないので、止まって休憩しているタクシー運転手に
「キャッシュがないけど空港でなんとかするからとにかく乗せて!!」と必死で訴えました。

すると「途中でATMに寄ってあげるから乗りなさい」と救いの一声。
僕は感謝を告げてタクシーに飛び乗りました。

途中、ATMに立ち寄ると今度はキャッシングが上手くいきません。
そんなに難しい作業でもないのに、この時ばかりは何度ボタンを押しても上手くいきませんでした。

再び緊急事態発生

半べそをかきながら通行人の女性に「ヘルプミー!」と頼んだら、
「落ち着いて。幾らキャッシングしたいの?」と親切に対応してくれました。

女性の操作によって、僕は無事に現金をゲット。
彼女は救いの女神です。最後の最後までギリシャ人に救われました。

タクシーに飛び乗り、運転手はぶっ飛ばします。
お陰様でフライトの1時間半前に空港到着。
僕は手にした現金をすべて運転手に渡し、最後こう言いました。

「Thank you Greece!」

これに尽きます。
この言葉にはこの旅で出逢ったすべての人への感謝の気持ちが入っていたように思えます。
勿論、それはギリシャ人だけでありません。

この世界に感謝し、
この旅を胸に、これから胸を張って生きてゆこうと思います。

最後に、
旅の全行程で最もお世話になった友人ロマンに感謝します。
さようなら、また。
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心に飾る場所

    

イカリア島での日々は音速で過ぎて行きました。

世界中の人達とただ出逢っただけでなく、
食事をしたり、音楽をしたり、語り合う内に
小さなイカリア島の家族みたいな空気が生まれました。

イカリア島にいて強く思った事は

「こんな事があるのだな」

これに尽きると思います。

予測できなかった幸せな事。
忘れちゃダメな事。
肝心な事。
自分にとって大切な人。

それらを考えさせてくれたのは、
イカリア島の持つ不思議な力だと思います。

心に飾る場所ができ、とても幸せです。
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アテネへ

    

フランスに二日間滞在後、ギリシャへ移動しました。

同じヨーロッパ内の移動でも、この時はギャップはかなりのもので
またまた強烈な国にやって来たと感じました。

地理的にもギリシャはアジアに近く、
この地を中心に世界へ様々な文化が広がった事を感じました。
僕らの滞在した場所はアテネでも治安の悪い地域ではありましたが、
ローカルな文化が溢れ、素敵なお店が連なる通りでした。

1軒目に入った店が飛び切り素晴らしく、
優美な女性が一人で切り盛りしているバーでした。

最初に冷たい水が出された時に「これがギリシャ流のおもてなし」と友人が教えてくれました。
日本では当たり前のように飲食店で水を飲んでおりましたが、
恥ずかしながら、この時にはじめてその有り難みに気付きました。
これは日本とギリシャが水に恵まれている事の証でもあると思います。

決して大げさではなく、
僕が海外で訪れたバーで、最も感動したのはこのお店かもしれません。

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美は合理性の近傍にある

    

昨日建築家の方に教えてもらった言葉です。

美しさとは、合理的な裏付けがあったとしても
そこにはなく、そこから少し外れたところ、
すなわち「近傍」にあるという意味だそうです。
とっても深いですね。

きっと音楽も同じなのではないでしょうか。
ビートルズを聴いていると、「なんでここにこんな音が」とか
「なぜこのコードなのか」と色々不思議に思うことがあります。

しかし全体で聴いてみると、それが絶妙なアクセントになっていたりします。

合理性ばかりにとらわれるのではなく
人間らしさを失わずに
その辺に咲いた花を見て微笑むような

そんなラプソディーは素敵です。
今週は桜が咲きそうですね。

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雷神社

    

今年は地元ではなく静岡市で三が日を過ごしました。

初詣は雷神社。
ここは数年前にもお参りした個人的にとても好きな雰囲気の神社です。
なんつったって英訳したらライトニングですよ。
ライトニング・ホンプキンス。

Unknown

ブルースの大御所です。

まさにブルース神社です。
さらにこの雷(いかづち)神社の側には
静岡で最もディープと言われている飲食街、雷横丁があります。

ここにはなんとブルースBARがあるのです!
これはもう偶然ではなく必然ですね。
BAR JETというこのお店は、マスターも筋金入りのブルースマン。
中でもミシシッピー州のクラークスデールへ渡航した話で盛り上がりました。
マスターはそこに滞在し、ありとあらゆるブルースの体験を持ち帰り
お店でそれを体現しております。

僕自身、5年前のアメリカ南部への旅が人生において最も刺激的な体験であったので
恐縮ながらマスターとは意気投合しました。

今年の正月は二日連続でこの店に入り浸り
バーボンとブルースで最高の時間を過ごせました。

良い一年になりそうです。
皆さんも是非静岡に行かれる際はこのブルースバーへ立ち寄ってみてください。
そこにはリアルなミシシッピーデルタの音がします。

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何がしたいの?

    

「で、結局あなたは何がしたいの?」

こんな質問を投げかけられて
シンプルに答えられる人になりたいものですが、
僕の場合そうは行きません。

しかし、音楽の道を志していると
この手の質問は避けて通れません。

答えに悩みますが、あるミュージシャンの言葉にヒントがありました。

ぼくが5歳の時、母はこう言っていた。
「幸せこそ人生に必要なこと」。

学校へ行くと、将来の夢を尋ねられる。
ぼくは「Happy」と書いた。
みんなはちゃんと質問の意味を理解しろという。
だから、彼らに教えてあげたんだ。

「君たちは人生をわかってない」

ジョン・レノン

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好きな食べもの

    

人生でよく聞かれる質問のひとつ。
「好きな食べ物」

この質問、難しいですよね。
「米」とか「パスタ」と言うと「もっと具体的に」ってなりますし、
「ブラックサンダー」とか言うと「料理だと何」ってなりますから。

かといって突っ込まれない無難な答えもどうかと思います。
せっかく相手が会話の糸口を探してくれているのですから、
人となりを探ってくれるのですから、
そこには話題性と、意外性が欲しいのです。

ちなみに僕はいつも「キビヤック」と答えます。

「好きな食べ物は何ですか」
「あ、キビヤックです」
「キビヤック?聞いたことあるようなないような。一体どんな食べ物なのですか」
「ええっとですね。グリーンランドのカラーリット民族やカナダのイヌイット民族、アラスカ州のエスキモー民族が作る伝統的な漬物の一種、所謂発酵食品です。海鳥をアザラシの中に詰めこみ、地中に長期間埋めて作ります。食べ方はアパリアスの尾羽を除去した後、総排出口に口をつけて発酵して液状になった内臓をすすります。肉も、皮を引き裂きながらそのまま食べるんですよ」

これで盛り上がる場合と、
「こいつに聞くんじゃなかった」という顔をされるかの二択に絞られます。

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こんにちは。
台風が東海地方を直撃するのをニュースで見ていると
当然のようですが故郷が心配になります。
その反面、故郷を思い出す機会にもなるのです。

「最近帰ってないな」とか「みんな元気かな」とか
「実家の老朽化は進んでるのだろうか」とか
「高蔵寺駅は水没してないだろうか」などと考えるわけです。

最近作った曲に「街の音」という曲があります。
この曲がどういった内容かとお話しますとですね。
僕の育った高蔵寺という町は所謂住宅地なんです。
なので深夜になるとコンビニ以外はやっておりませんし、
微かに車の音がするくらいで真の静寂に包まれます。

朝は通勤風景、昼は子供の声(かなり減りましたが)
そして夕方にはあちらこちらから炊事の音や
ピアノを練習する音が聞こえるんです。

全国何処へ行っても似たような音がするとは思いますが、
僕にとっては特別な、故郷の音なんですね。

まぁ、そんな事を歌った曲なんですが
昨日のレコーディングで友人のミュージシャンである酒井絵美さんが
「街の音」に素敵なバイオリンを入れてくれたんです。

バイオリンの切ない音色を聴いて色々な思い出や感情が溢れて
思わず泣きそうになりました。
自分の曲でこんな風に思ったのは初めてですね。
歌では表現しきれなかった感情を、バイオリンがすべて満たしてくれた。

今でも故郷の方から温かいメッセージを貰います。
恐らくそれらがフラッシュバックしたのですね。

故郷を更に恋しく思う反面、戻るわけにはいかない決意が交差します。
なんだかセンチメンタルな話になりましたのでここで一旦CMを。

田内洵也 New Album「Guitarman」

カミングスーーーーーーーーーーン!(ドォン)

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撮影  

    

アルバムに使う写真の撮影がありました。

今回の写真は僕の師匠である故・渡辺かをるさんを中心とした方々の協力の元、
偶然にも春日井市出身の方に撮ってもらいました。

東京で同郷の第一線で活躍されている方に撮って貰えるなんて、
感激と同時に、とても深い縁を感じております。

凄い写真を撮って頂きました!
写真は撮影当日の様子。
完成まであとわずか!

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