Monthly Archives: 10月 2014

AMERICA

    

一気に書いたので色々抜けているところも多いが、ざっとこんな感じである。

僕がこの旅で強く感じた事。
それは言語である。

言葉というのは肌の色以上に人間の文化を多様にしている。
日本語には日本語にしかない概念があるように、英語も同じである。

赤という色をREDとして認識するのはやはり同じ赤でも違うと思う(哲学が似合わない)

僕は日本語を話す。頭の中も日本語、普段も日本語、そして作る歌も日本語である

それだけ分かっただけ良いのではないだろうか。
収穫したものは数えきれないが、結局は自分とは何かを知る旅だったのだと思う。

自分探しの旅なんてネーミングはやめよう。
自分を知る旅で良いと僕は思う。

最後に旅先で親切にしてくれた人達に感謝の気持ちを述べたい。
彼らはこのブログを読む事はできないけれど、母国語で言いたい。
「ありがとう」。
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CHICAGO

    

南部に別れを告げ、最終目的地シカゴへ向かった。

途中空港でギターをなくされかけるハプニングに見舞われたが無事発見。
ほんと頼むぜ、アメリ◯ン航空。

シカゴは大都会だった。今までの街、景色が180度変わるくらい都会だった。
リベラルな気風でアジア人も多く、街の人は皆親切であった。
何より人種差別的空気がないのが良い。
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この街でも僕はライヴができた。
友達も大勢できた。アメリカがまた好きになった。

でもなんだろう。南部は南部で好きなのである。

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Mississippi

    

ニューオリンズを出発(脱出)した僕はミシシッピー州へ向かった。
そう。僕が小学生の時に買っていたミドリガメの故郷。ミシシッピー州である。

目的はただ一つ。
ブルースの伝説、ロバートジョンソンに会いに行く事である。
ロバートジョンソンは1921年生まれ。27歳という若さでこの世を去り、その生涯は数々の伝説を生んだ。
悪魔に深夜の交差点で魂を売り、その引き換えにギターの腕を手に入れたとされるクロスロード伝説。

その伝説がクラークスデール市にあるこの交差点である。
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常に頭の中では彼の曲が流れていた。
そして僕も誰も居ない場所でギターを弾いた。

その瞬間、その音はこの旅で一番の自分だけの時間となった。
夢で来た場所、夢で弾いた場所
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New Orleans

    

ニューオリンズは東南アジアのような暑さだった。
フレンチクオーターと呼ばれる区域は予想以上に大きく、そしてめっちゃ観光地だった。
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バーボンストリートと呼ばれる通りはライヴが盛んであったが、オースティンやナッシュビルに比べると色々と残念。

でもこの街の料理は最高。
シュリンプはプリプリで、ザリガニのリゾット、地ビールと音楽を忘れてニューオリンズを堪能した←おい
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まぁ、いいさ。一カ所くらい期待はずれでも。

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Ten Hours Ride

    

ナッシュビルに別れを告げた僕はニューオリンズへ向かった。

計画ではアラバマで海岸線のログハウスに泊まり、スイートホームアラバマを聴きながらシュリンプカクテルを楽しむという極上のものであったが、実際のアラバマはマジで田舎だった。

海沿いもコンビナートやコンテナ船でとてもシュリンプどころではなく、僕は10時間のドライヴを経てニューオリンズに着いた。

でもアラバマの湿地帯は美しかった。
そして夜に着いたニューオリンズもまた美しかった。

僕は南部に来たのだ。

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LIVE IN NASHVILLE

    

ヨセフの御陰でナッシュビルでのライヴが実現した。

結局演奏は翌日になり、早朝にナッシュビルを出発した彼の前で演奏する事はできなかったが、本当に感謝である。
とにかくマイクを通してアメリカ南部のアメリカ人に僕の歌を届けたい。しかも日本語で、だ。

会場では歳の近いケンタッキー出身の青年と仲良くなった。
彼もナッシュビルでライヴするのは初めてらしい。お互い緊張しながらもビールを奢り合いながら話をした。

そしてライヴの時間。

慣れない英語のMCであったが、やりきった。
この感覚は是非動画で堪能していただきたい。

僕はアメリカに来たんだ。

写真はティミー。ケンタッキー出身。22歳。
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MUSIC COMPANY

    

深夜まで語りあったロメインは翌日帰国した。
ヨセフと空港まで見送りをし、僕とヨセフはホステルに戻った。

ホステルではもう新しい友人ができてセッションに明け暮れた。

一人旅で仲間がいる事は嬉しい。特に音楽をする場合は不可欠である。

ヨセフは僕の音楽をとても気に入ってくれた。
彼に「ナッシュビルでライヴをしようと思うんだ」と言ったら「僕に任せてくれ。プロモーターになるよ」と言ってくれた。
田内洵也音楽事務所 ナッシュビル出張所の完成である。

彼と色々なライヴハウスを廻った。
しかしいきなりやらせてくれる所は少ない。彼は一生懸命僕の為に交渉してくれた。
その気持ちがより一層ライヴへの熱意をかき立てる。

そして僕は切符を得た。

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Midnight

    

夜になるとホステルのテラスでよく3人で話した。
お互いの国について、そしてアメリカについて話す。

ロメインは僕に「アメリカのどこが好き?」と聞いた。
僕は「テーマパークのような雰囲気」「アナウンスから何までエンターテイメントに拘る姿勢が好きだ」
と答えた。
すると彼は「そうか?僕にはポップコーンをもっと買ってくれって聞こえるよ」と言った。
それはアメリカの資本主義を冷静に分析してるのか、フランス人独特の皮肉なのかと思った。

ヨセフとはユダヤに関する話をした。
僕が日ユ同祖論を話したら凄く興味津々。なんでも初めて聞いたらしい。
僕は大学の講義で番外編として聞いた話。

日ユ同祖論は、主に三つの立場がある。

古代イスラエルの「失われた10支族」は、日本に渡来したという説。
古代イスラエルの「失われた10支族」のみならず、12支族が、日本に来たという説。
古代日本人は、ユダヤ人の先祖であるという説。

とのこと。
ほとんど都市伝説だけれども実に興味深い話でもある。

他に途中からサウジアラビア人の学生が会話に加わった。
彼に「兄弟は何人?」とさりげなく聞くと「30〜40」という信じられない回答が返ってきた。

そうなのだ。一夫多妻性ってやつだ。
ビールを吹き出しそうに、いや吹き出した。
その彼が母親に本国から送ってもらったお菓子をくれた。

アメリカで日本人の僕がフランス人と話し、サウジアラビアのお菓子を摘みにベルギーのビールを飲む。

なんというか、世界は狭いようだ。

写真は東京から持ってきたセンス。芸者に興味があるロメインにプレゼントした。
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Kris Kristofferson

    

翌朝。テラスに行くとヨセフとロメインがコーヒーを飲んでいた。
するとヨセフが「今夜有名なカントリー歌手のコンサートに行くんだけど行く?」との誘い。

名前はKris Kristofferson。https://www.youtube.com/watch?v=ZCUKw2XMANQ
ジョニーキャッシュと並ぶカントリーの大御所だ。まさかこんな大物を生で観れる機会があるとは。
チケット代は40ドル(安い)
場所はナッシュビルの歴史的なコンサートホールだ。

会場に着くとそこはアメリカだった(当たり前だけど)
低くエコーのかかったアナウンス。
語尾の「ENJOY THE SHOW」しか分からないが、僕にとってはすべてが舞台演出にみえる。
会場は満員。驚くのはこの多人種国家アメリカにおいて観客は全て白人。

冗談ではなく、2000人はいるであろうホールに一人も有色人種がいない。
僕は人生で味わった事のない不思議な感覚を憶えた。異文化に触れるとはこういう事を言うのであろう。

コンサートは最高だった。
MCに爆笑するオーディエンス、同じ曲調が続いても飽きない不思議。
心から感動する夜だった。

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Music City Hostel

    

ミュージックシティホステルという素晴らしい宿を確保できた。

テラスでギターを弾く男性二人。
ギターを持って近付くと一緒に弾こうと誘われる。
自己紹介代わりにポロポロギターを弾き、一緒にビールを飲んだ。

一人はフランス出身のロメイン、もう一人はイスラエル出身のヨセフ。
しばらく飲んでいるとヨセフが「ダウンタウンにライヴを聞きに行かないか?」と提案。
早速三人でダウンタウンへ。

そこで思ったのだが、二人とも歩くのめっちゃ早い。
外人は歩くのが早いと日本にいるときから思っていたがマジで早い。

この競歩的スピードが何か理解できなかったが、その謎は足下にあった。
な〜るほど。足の長さが違うのか。

いいさ、いいさ。俺にはお茶漬けがある(意味不明)

左からヨセフ、ロメイン
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